古代北方史関係研究文献目録データベース

小口雅史編

正式名称:「蝦夷(エミシ・エビス・エゾ)を中心とした東北〜北方史関係研究文献目録データベース(稿)」小口雅史編


凡例

  1. このデータベースは「蝦夷」に関する研究文献を対象としたものである。その「蝦夷」と呼ばれた人々が生活していた舞台である東北以北の地域に関する研究文献を集成することを目的としている。
  2. 「蝦夷」と呼ばれた人々の中でもとくに「エゾ」と呼ばれた人々と密接に関わるアイヌ文化、またそのアイヌ文化の形成に影響を与えた擦文文化・オホーツク文化に関する研究文献も対象とした。アイヌ文化をめぐる諸論考については、その前史と関わるもの、あるいは北方世界の一つの特徴である交易ないし物の移動をめぐる論考を主体としている。そのためアイヌ史全般の研究文献目録とはなっていない。擦文文化期にさかのぼるとされているアイヌ語地名については採録の対象とした。
  3. 文献に「蝦夷」と呼ばれた人々が登場し活躍する前後の時代についても、上記2.と同じく北方世界における交流の問題をあつかった論考は採録している。
  4. 上記の目的を達成するため、文献分野に限らず考古学分野の諸研究についても対象としているが、現時点では考古学分野については網羅し切れていない。また発掘調査報告書については原則として対象としなかったが、発掘調査報告書に含まれる考察的な部分については一部採用した。とくに後に著者個人の論文集に収録された場合には優先的に採録した。
  5. 自治体史については原則として採録していない。ただし上記3.と同じく後に論文集に収録された場合などについては配慮して一部採録している。
  6. 辞典類については長文のもの、筆者の見解が端的に要約されているものを中心に採録した。啓蒙書については一応対象としているが、一部掲載を省略したものがある。
  7. 以上の原則に従って、小口雅史編『日本古代史関係研究文献目録データベース』(テキストファイル版)から分類記号D7(東北史・北方史全般)・D8(青森県関係)を基準に抄出し、さらにやはり小口が作成を担当している青森市史編纂のための北方史関係文献データベースを参照した上で、あらためてさらに増補を加えた。なお論文名欄に「−」とあるものは、その書籍に含まれる論文中、当データベースに採録すべきものがすべて既発表で書き下ろし部分に当データベースに該当するものがないことを示している。
  8. データ項目のうち、「参照No.」は再録書自体の、本データベース内におけるDate-IDを示す。また「既成目録」は従来この分野で利用されてきたDate-ID:005512『東北古代史関係文献目録(その1)1945〜1976』とDate-ID:013782『北方古代史関係文献目録(稿)/1977-1998』(それを補訂したDate-ID:0015789『続北方古代史関係文献目録(稿)』も含む)の両目録に掲載されていることを示し、前者をT、後者をKで表している。ただしその目録のデータを補正した場合にはそれぞれt、kで表している。
  9. データについてはできるだけ原典と照合するようにつとめたが、一部現物にあたれなかったものがある。それらについてはとりあえず本データベースにも収録されているいくつかの先行文献目録に依存した。今後現物との照合に努力していきたい。
  10. データのなかには論文等の書かれた時代の認識を反映して差別的な表現がとられているものがあるが、データベースとしての性格上そのまま残している。もちろん本データベースはそうした認識を許容する立場にたつものではない。
  11. これだけの規模になると脱漏・正誤などは避けられない。またとくに各地域で刊行されている雑誌類については一般に入手が困難であり、貴重な論考が多数脱落しているものと推測される。利用者各位からの積極的な情報提供を期待している。
  12. 画面設計に当たってはINBUDS Home Pageでの検索システムを参考にした。
  13. 文字鏡バナーこのデータベースのオリジナルは桐V9-2006で作成されている。そのためオリジナルデータにおいてはS-JISコードに含まれない漢字は外字で処理されている。またいわゆる機種依存文字も併用されている。NAMAZUに組み込むとそれらはすべて〓で表示されるが、利用者の便を考えて、それらの文字が使用されているデータについては今昔文字鏡番号を併記して、そこから今昔文字鏡のサーバー上の画像ファイルにリンクを貼って漢字の字形を表示している。
  14. 掲載誌等OPAC検索・所収再録OPAC検索では、誌名・書名から副題・巻号数等を除いた部分を検索対象としている。
  15. 掲載誌等OPAC検索・所収再録OPAC検索を使用する場合には、JavaScriptがONになっている必要がある。
  16. 国立国会図書館の蔵書検索については、国立国会図書館サーチのAPIを用いている。
  17. 「CSVでコピー(IE)」ボタンを押すと、Internet ExplorerでJavaScriptがONになっていれば、CSV形式で「著者、題名、備考、掲載誌等、編・著、巻号、別誌名等、特集、刊行年月、出版社、所収・再録書名、改題・改稿」をクリップボードにコピーできる。
  18. NAMAZUシステムでの公開に際しては、田口昌弘氏の全面的な協力を得た。末尾ながら謝意を表します。

サハリンから見た利尻富士(小口雅史撮影)

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