続縄文文化後半期の土器出土遺跡データベース

 

凡例

 

1)時期分類 原則として各報告書の分類記載に従っている。

「後北式土器」:河野分類の「後北A式」,「後北B式」,[後北C1式],「後北C2D式」が広く採用されている。

「北大式」:森田あるいは齋藤分類の「北大T式」,「北大U式」,「北大V式」が最も広く使用されている。しかし,「北大V式」については,大沼の「十勝茂寄式」提唱以降,擦文式土器として扱うなど,分類名,文化的帰属に不統一が生じている。本データベースでは,原則として各報告書の分類記載に従うため「北大V式」とされた土器群に大沼が「十勝茂寄式」としたものも含まれているケースがある。

 

2)遺構(土壙・土壙墓)件数

 報告によっては土器を出土しないケースでも形状,礫群などから続縄文後半期の土壙・土壙墓としてカウントしているものがある。これらについても,一応報告書の記載に従っている。

 

3)土器以外の遺物

 何らかの形で土器との共伴・共存が確認できない遺物は記載していない。

 

4)世界測地系

 原則として報告書の記載に拠るが,記載のない場合,あるいは20024月以前の日本測地系経緯度が記載されている場合は,北海道教育委員会「北の遺跡案内」(http://www2.wagamachi-guide.com/hokkai_bunka/)の測地系データを使用している。

 

5)調査次数

 古くから調査が実施されている遺跡では,調査次数について報告書に記載が無い事例もあり正確ではない。

 

6)放射性炭素年代

 分析資料が多い場合,記載欄に全て表記できないため1σ・2σの双方の値を記載していないケースがある。

 

7)調査面積

 報告書に調査面積が記載されていない場合は,報告書の調査区図面から大凡の面積を算出している。

 

8)著者名・論文名

 発掘資料の報告が論文にのみ掲載されている場合,その著者と論文名,掲載書誌情報を載せている。

 

9)市町村コード

 合併で市町村名が発行後変更となった報告書については,現住所も含め合併後の名称・コードを使用している。

 

10)図書コード

 下記の分類群の[頭文字+シリーズ番号/刊行西暦年(4桁)]を組合わせて表記

 (シリーズ番号が無い場合は刊行年)

 

A:市町村教委         B:市町村埋文セ C:市町村博物館  D:市町村教委

E:市町村教委         F:道県博物館     G:文化庁            H:(独行)文化財研究

I:国立博物館          J:大学                K:民間調査機関  X:その他

 

11)遺跡分布図

 本データベースの後北式土器,北大式土器を出土している遺跡を地図化した。

 全道,および石狩低地帯などの密集地域ではさらに地域別に小縮尺の地図とした。

 

※全体の構想は小野裕子が企画した。

 データ収集については、北海道分は小野裕子が、青森県分は宇部則保・齋藤淳が中心となって担当した。

 画像のPDF化については、北海道分は小野裕子が、青森分は原京子・小口雅史が担当した。

 またファイルメーカーでの処理については、田口昌弘・小口雅史が担当した。